晴れやかな気持ちになった日

曇り。5分袖のワンピースを着る。


9時くらいに起きて、家事をする。夫が15時に仕事を上がるので、それまでマチ子と過ごす。生前の姿とは今日でお別れだから、一緒にいる。保冷剤でしっかり冷やしていたおかげか、マチ子は全くにおいがなく、毛に顔を埋めてフガフガやっても平気。プニプニした可愛い肉球にも何度も触れる。そんなことをしていたらあっという間に15時になり、夫がレンタカーを借りに行ってくれた。私はその間に、マチ子の保冷剤を交換し、花と写真とちゅーるを用意する。夫が家の下に到着したので、マチ子を連れていざ出発。しかし車に乗った瞬間から新しい車のにおいにやられて車酔いしてしまった。完全に瀕死の状態で、お寺に向かう。お寺に着いて外の空気を吸い、水を飲んだら復活。ほっとしながらマチ子との別れの時を過ごす。


時間になったので、祭壇に向かう。マチ子を安置し、写真と花を飾り、大好きだったちゅーるを置く。しばらく家族だけの時間をとってくれたので、最後のお別れをする。葬儀の前は、どうせまた感情を押し殺して泣けないんだろうなと思っていたのだけど、その時を迎えたら涙が止まらずぼたぼた落ちてきた。きっとマチ子が泣かせてくれたのだろう。「マチ子、ありがとう、ずっと大好きだよ、また会おうね。」と話しかけていたら、お坊さんが到着。お経を上げてくれた。そして火葬の時。お寺の人が、ちゅーるの封を切ってマチ子に供えてくれる。その心遣いが嬉しかった。


1時間くらい経っただろうか、名前を呼ばれたので向かうと荼毘に付されたマチ子と対面した。お骨はとても綺麗で、喉仏どころか爪までしっかり残っていた。鼻ぺちゃなのも見てとれる。「お骨になってもマチ子は美しいね、すごいね。」と夫が言ったので、うんうんと頷いた。二人でお骨を骨壷に収め、祭壇で線香をあげてお祈りしたら、もうすっかり晴れやかな気持ちになる。何ひとつ悔いのないお別れができた。つくづく葬儀というものは残された者のためにあるなあと思う。


帰る途中、夕飯を食べにロイホに寄る。アンガスサーロインステーキサラダとRoyal Host's アップルマンゴーパフェ。客層が落ち着いている広めの店舗で居心地が良く、静かにゆっくり話をすることができて、何よりとても美味しい。全てがちょうど良い感じで、ロイホ最高!となった。


帰宅後、InstagramとTwitterで今日のことを報告。義両親が香典を振り込んでくれたらしい。感謝。マチ子のフォトブックを作って送ろう。風呂に入り、ラヴィットを見たりしたのち流石に疲れたので早めに就寝。

豆腐の間借り

食べ物と映画と猫となんてことない日常をつぶやいています。スタローン愛が強め。

0コメント

  • 1000 / 1000