スローバラードな日

昨日に引き続き、晴れて爽やか。ロンTを2枚重ね着する。


9時ごろ起きて猫らに朝食をやり、家事をする。マチ子が療養食をほとんど食べてくれず身体がまた軽くなってしまった。出かける直前に夫がダイソンの掃除機を分解し「見て!フィルターがやばい!」と言いながら洗ってくれたけど、出かける直前にすることじゃない気がするよと思いながら私は床に転がって待った。でも洗ってくれたのは助かるので、ありがとうと伝える。


お昼は、反町のラーメン星印で特製醤油らぁ麺S(スローバラード)を食す。ちなみにスープが違うR(ロックンロール)というメニューもある。というのも星印の店主は大の矢沢永吉ファン。店内BGMはいつも矢沢だし店内に貼られているポスターも全部矢沢、矢沢のコンサートの日はもちろん臨休という徹底ぶりの人。だからメニュー名も音楽繋がりというわけ。ラーメンは星印史上最高に美味しかった。分厚い旨味の余韻がいつまでも続くスローバラードのようなスープは口に運ぶレンゲが止まらないし、トッピン軍団もチャーシュー3種、メンマ、ワンタン2個、名古屋コーチンの味玉と全てが感動的に美味しい。食べ終わるのが悲しくなるほどだった。次はロックンロールを食べに行きたい。


食後はサカタのタネへ。根かき熊手を探すもちょうど良いものがなく、レジも驚くほど行列していたので、Amazonで買うことにした。何だか悔しい気持ち。それから夫は美容院に、私はドトールへ。1時間して夫が上機嫌で戻ってきたので尋ねると、ラヲタの担当美容師さんとラーメンの話で今回も大いに盛り上がったらしい。いいなあ、私もそれに混ざりたい。仙太郎でおはぎ、諸国銘菓コーナーで岡埜栄泉の豆大福、スーパーでマチ子用に美味しさ重視のカリカリを買って帰宅。


帰宅後すぐにお茶を淹れて買ってきた和菓子をいただく。夫に「昨夜、火葬場で燃やされる直前に仮死状態から目が覚めて、でも逃げられなくてそのまま焼死することを想像したら怖くて眠れなくなった」と話したら同情された。私は考えても詮無いことで怖がってしまう癖がある。母に電話して明日会えるかの確認。母の認知症はかなり進行しているようで、言ったそばから忘れてしまう。何とか話をまとめて電話を切ったけど、明日どうなるか心配。


武塙麻衣子さん『爽やかな茸』を読了。今回も心のひだに染み入るような文章。読んでいたら気持ちも落ち着き、今抱えている不安や恐れが軽くなっているような気がした。私はすっかり武塙さんのことが好きだし、暮らしを覗かせてもらえて嬉しい。夕飯時、マチ子が新しいカリカリとウェットをまあまあ食べてくれてホッとする。点滴をして、3時前に就寝。

豆腐の間借り

食べ物と映画と猫となんてことない日常をつぶやいています。スタローン愛が強め。

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