「アナザーラウンド」(原題:Druk)は、第93回アカデミー賞では国際長編映画賞と監督賞にノミネートされ、前者を受賞。さらにマッツ主演ということでBMしていた映画です。しかしWikipediaにコメディドラマ映画って書いてあったんだけど、これコメディなの??笑うところひとつもなかったけど笑。
お酒を素敵アイテムとする映画や酒に呑まれて人生オワタ映画はありがちだけど、その両面をさらりと描いた作品って珍しいのではないかと思う。お酒怖い派の私はずっとアル中の心配してヒヤヒヤしてたけど。後半のフラグの立ち方も非常に分かりやすくて、ほらあー!!!って。でもそれでも人生は続くしつらいことばかりじゃないと言われているような気もした。まあお酒が怖いのは変わりませんが…。なにより最初から最後までマッツに見惚れたし、ラストシーンの美しさは今まで見てきた映画の中でもとりわけ印象に残るものだった。それだけでも観た甲斐がありました。
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