「猫が行方不明」は観たことがあるけどどんな終わり方だったか忘れてしまったので、実質初クラピッシュ作品かな。
冒頭はちょっと眠かったけどスーパーキュートな猫ちゃん(声がまためちゃくちゃ可愛い)が出てきてから覚醒。セラピーを通して前を向けるようになった二人の邂逅、いよっ待ってました!て感じでとても気持ちいいし、ナゲットとの再会やこれからの二人の幸せな日々を想像して笑顔になった。終わった後にあれこれ想像する余地がある映画っていいよね。
自分を愛して前を向かないと幸せはつかめないし、幸せは自分から迎えにいくものって真理だけどなかなかできないことなので、それが多少なりともできるようになった二人は最強だし、それを優しく描いているこの作品が私は結構好きだなと思った。あと的確なアドバイスをくれる食料品店の店主が要所要所に出てくるのも楽しい。あんなお店が近所にあったら最高。魚沼産の米は美味しいよね!
余談ですが、私自身パニック障害その他で通院中なのにあんな風にセラピーを受けたこともないし理性が働きまくって心情を吐露することもないから、羨ましいなーと思ってしまいました。発作の描写もリアルで良かった。
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