期待してしまう日

曇っていたような気がする。今日も引きこもり。


8時に起きて居間に行くと夫がくたびれた様子で椅子に座っていたので、これはまずいと夫にベッドで寝るように頼んだ。素直に寝に行ってくれたので、私はマチ子の顔と身体を拭き、粗相の後始末をし、家の掃除をする。マチ子は今日も椅子の上にジャンプしたりと元気そう。いや、元気ではないのだけど、低空飛行ながら安定しているといった感じ。おかげで、録画消化する心の余裕ができ、鎌倉殿の13人、美の壷スペシャル日本の温泉、ラヴィットを見られた。


鎌倉殿は、北条時政を演じる坂東彌十郎が本当に素晴らしい。私が歴史上の人物の中で一番好きなのは北条義時(今回の大河の主人公)なのだが、今回の大河では時政が一番好きなキャラクターかもしれない。人間味があり、ここぞというときに場を締めてくれる。ちなみに二番手は、山本耕史演じる三浦義村。山本耕史の一癖も二癖もありそうなところ、良い。「シン・ウルトラマン」にも出ているようで気になるけど、この状況だと劇場で観ることはないかもしれない。


6時間眠ってすっかり元気を取り戻した夫が「寝過ぎたー!」と言って起きてきた。二人でマチ子の顔をぬるま湯とコットンで洗ってやる。スッキリした顔になると、とても元気そう。唇も少し淡いけどピンク色をしているし(死期が近づくと色が白くなるらしい)、まだ大丈夫。夕方になり、夫が動物病院に輸液と吐き気止めの注射を受け取りに行き、先生に相談と買い物をしてきてくれる。相談の結果、吐き気止めが効いているようなら、最終手段に用いるハイカロリーな液体の腎臓用療法食を強制給餌してみようということに。

夫の帰宅後、早速給餌してみると、飲んでくれた!しかも吐かない!これはいけるぞ!と、12.5ml飲ませる。吐かない。久しぶりに身体にカロリーが入ったからか、イビキをかいて爆睡している。すごい。


マチ子は腎臓が機能しなくなって毒素が身体中にまわり、その影響で吐き気、そして食べることも飲むこともできない状態になっていた。それが、マチ子の底力と吐き気止めの注射が効いてくれたおかげで、強制給餌しても吐かずに飲み込めるようになった。この先、この給餌がうまく行って体力が戻れば、自力でドライフードを食べてくれるかもしれない。そうすれば、奇跡の復活があるかも……。いや、まだ12.5ml飲んでくれただけだし、腎臓が機能していないのは確かで、皮下点滴と吐き気止めの注射をずっと続けるのは確定なんだけど、それでも期待してしまうな。


夜、唐突に夫から、靴が40%オフになる会社のクーポンがあるから好きなのを買って良いよと言われる。嬉しい気持ちのままスニーカーを2足も購入してしまった。先日1足買ったばかりなのに。よく眠っているマチ子の様子を確認して、3時前に就寝。

豆腐の間借り

食べ物と映画と猫となんてことない日常をつぶやいています。スタローン愛が強め。

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