マチ子はすごい日

曇りか晴れ。今日も暖かくも寒くもなかった気がする。


昨夜、マチ子のそばにいたくて夫とふたり居間で寝ることにした。夫はすぐ眠っていたけれど、私は眠れずマチ子の顔をずっと見つめていた。一時は呼吸がとても苦しそうでもうだめかなと思ってしまったけど、急に楽になったのか部屋を歩き回り、自力でトイレに行き用を足し、爪研ぎをバリバリしていた。ちょっと信じられない光景だった。マチ子の頑張りに驚かされるし力をもらう気がする。しかし40オーバーの身体で徹夜をすると翌日は全く使い物にならず、自室のベッドで仮眠をとらせてもらう。その間、夫が家の掃除をしてくれていた。ありがたい。


しばらくして目を覚ますと、なんとマチ子が私の部屋に来て、まあまあ高さのあるベッドの上に飛び乗り私の顔に寄り添ってきた。これには私もさすがに涙が出そうになるがなんとか堪えて「マチ子、すごいね、ありがとうね。」と頭を撫でる。マチ子は頭を撫でられるのが大好きだから、喉をブーブー鳴らして応えてくれた。


夕方、夫がマチ子の輸液をもらうついでに先生に相談に行く。マチ子の吐き気を少しでも楽にするために、先生が吐き気止めの注射を処方してくれた。あとは薬が効いた頃に少しだけでもちゅーるを口に入れてやって飲み込むようなら少しずつ与え、飲み込めないなら諦めることに。夜、点滴と注射をすると、マチ子が急にしゃっくりをし出した。かなり具合が悪そう。もしかして吐き気止めのせい?と不安になる。しばらくすると症状が落ち着いて眠ったので、ほっとする。


風呂上がり、私の顔の一部が赤くなり肌がポコポコしていることに気づく。Twitterで呟くと蕁麻疹かもしれないことを教えてもらった。自分では平気なつもりだったけど、身体に出ちゃうもんなんだなあ。とりあえずシカクリームを塗ってみる。


マチ子がすやすや眠っているので、その隙に私も寝る。

豆腐の間借り

食べ物と映画と猫となんてことない日常をつぶやいています。スタローン愛が強め。

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