お菓子を焼いて自然宇宙内孤独に思いを馳せた日

晴れ。爆睡して昼過ぎに起きる。一夜明けると不穏な空気はなくなっておりホッとする。神は天にいまし、全て世は事もなし。
家事を済ませてから、『北欧こじらせ日記』の初回特典のレシピでブラウニーを焼く。溶かして混ぜて焼くだけの簡単レシピだけど、久しぶりのお菓子作りに気持ちが高まったし、部屋中に広がるチョコレートの甘い香りに、これがお菓子作りの醍醐味よね!と嬉しくなった。焼き上がったブラウニーは恐らくちょっと混ぜすぎ、オーブンの癖が掴めず加熱しすぎで少々固めだったけど、味は美味しくできた。今回は夫の好みに合わせて万人受けするチョコレートを使ったけど、次はもう少しビターで香り高いチョコレートを試してみたいな。
今日は2022年2月22日ということでスーパー猫の日らしい。普段は猫時間を忘れがちなのだが、今回は珍しく覚えていたのでキャプチャを撮ってみた。
にゃーん。
クイーンズギャンビット6話目、「ぼくは しんだ じぶんで しんだ 谷川俊太郎と死の絵本」、カムカム、あさイチの受けだけ、ブラタモリ、YouTubeで動画色々。
「ぼくは しんだ じぶんで しんだ 谷川俊太郎と死の絵本」は、谷川俊太郎が詩を書き合田里美が絵を描いた絵本『ぼく』が出版されるまでの道のりに迫ったドキュメンタリー。絵本は先日買っていて、より理解を深めたくて録画していたのを見た。『ぼく』は子どもの自死がテーマ。"ぼく"の孤独が『二十億光年の孤独』と通ずるという解釈をしていて、ふと子供の頃、宇宙の暗闇にポツンと浮かんでいる地球のことを思ったらその心もとなさに怖くて不安で泣いちゃうくらいだったことを思い出した。「人の孤独に、人間社会的孤独と自然宇宙内孤独が、意識するしないにかかわらずダイナミックに重なり合っている」と言う谷川俊太郎の言葉に、ああ、"ぼく"は私だと思った。もしかしたらまるで見当違いかもしれないけど、そう思った。

豆腐の間借り

食べ物と映画と猫となんてことない日常をつぶやいています。スタローン愛が強め。

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