「トムボーイ」

「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督の長編第2作。2011年に公開されたものの日本では一般公開されなかったのが今年9月に公開されることになり、横浜でもシネマリンで上映が始まったので観てきました。
以下、ラストのネタバレを含んでいます。

とても良かった!「燃ゆる女の肖像」と同じように、主人公の人生において短期間の鮮烈な出来事を瑞々しく切り取っているけれど、子供なのでよりもどかしさや痛々しさが伝わってきた。でも最後の表情を見て、ふたりは許し合ったしその後親友になったんじゃないかな、ならなくてもきっと忘れられない人になったよねと思った。とりあえず諸々含めてミカエルを抱きしめたい。あと妹の愛くるしさ。あれは反則です。ミカエルが妹を大切にしているのも妹がミカエルを大好きなのも、尊くてずっと見ていたかった。泣く映画じゃないのにエンドロールで泣いちゃった。 Blu-ray出ないかな。出たら買いたい。

豆腐の間借り

食べ物と映画と猫となんてことない日常をつぶやいています。スタローン愛が強め。

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