「街の上で」は、「愛がなんだ」の今泉力哉監督が、下北沢を舞台に1人の青年と4人の女性たちの出会いをオリジナル脚本で描いた恋愛群像劇。
とても面白かった!何とも言えない絶妙な間の会話劇をクスクス笑いながら眺めていたら、久しぶりに友達に会って話を聞いているようなそんな感覚に陥って嬉しかった。人との会話に飢えている人(今みんなそうだよね)は観たらといいと思う。
登場人物の関わり合いや交わり、収束した瞬間がまた小気味良くて、劇場が笑いに包まれたのもとても良い映画体験だった。配役も全員、友情出演の成田凌までもがぴったりハマっていて、女優たちが魅力的なのも良かった。
あと下北には思い入れがまるでない私でも楽しかったから、下北が好きな人はもっと楽しいんじゃないかな。
今泉監督の作品は「his」と「愛がなんだ」しか観てないんだけど、今作が一番肩の力が抜けていて好きだった。面白かったです。
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