ソ連からイスラエルに移民してきたロシア系ユダヤ人であるベテラン声優夫婦の第2の人生を描いたイスラエル製ヒューマンドラマ。監督は、自身も旧ソ連圏から移民した経験があるエフゲニー・ルーマン。
ほのぼのとしているけどテンポは良いしコミカルなシーンもあったりしてあっという間にエンディングだった。ワンカットで夫婦関係を見せて説明したりと上手いし、収まるところに綺麗に収まるのも安心する。老いても(老いてこそ?)夫婦は「本当の声」できちんと向き合わないとなと思った次第です。そして端々に感じられる映画愛も良い。ラヤが愛らしく可愛らしくて、ずっと見ていられる。派手な映画ではないですが良作です。好き。
しかし自分は電話しておいてそこで妻が働いていると知るとキレるってほんと身勝手よね〜。
0コメント