断捨離映画という前情報だけで観ました。冒頭の複雑な表情が横からでも分かって、これは何かあるぞと思ってたら、めちゃくちゃ色々あったよ!面白い!物を持つってことは人の感情を抱えることでもあるけれど、それを捨てる話にこんなにも心えぐられるとは。
"ときめき"を感じる・感じないだけでは済まないほど沢山の物を抱え込んでいた主人公ジーン。あれだけ借りパク含め抱え込んでたらそりゃ大変。
なんと言っても元彼とのやりとりが最高で、『A子さんの恋人』をちょっと思い出した。目の前にある最善を尽くすというのは、自分にとっての最善であり、他人にとってはそうではないことも多い。それを全部引き取る覚悟をしないといけないんだ。
ジーンを演じたチュティモン・ジョンジャルーンスックジン(名前が長くてどうしても覚えられない)、すごくいい。ミニマリストらしく常に白シャツ黒パンツだけなんだけど、映るたびにハッとするほど素敵。って「バッドジーニアス」のリンか…!今後の出演作もチェックしたい。そして名前も覚えたい。
音楽も良かったなー。
あ!あとお兄ちゃんも良かった!お兄ちゃんが良い映画は良い映画のパターン!
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